Linux ビギナーでもわかりそうなビルドの仕方
全国一千万人の Linux ビギナーのみなさん、こんにちは。
楽しいビルドライフを送っていることと思うけど…って送ってない??
こりゃあ残念。それじゃあパッケージマネージャーの庇護を受けて、楽しく快適な Linux 生活を送っているんじゃない? ああ、そう
ということで、前フリはこのくらいにして簡単なビルドの仕方などをちょこっと書いておこうと思う。
ビルドに必要なツールの準備
ビルドってソースをコンパイルすることでしょ?コンパイルするには何が必要なの? gcc でしょ? それから make と… どれをインストールすればいいのさ???
まあまあ、慌てない慌てない。
もし、あなたが Ubuntu か Debian を使っているなら、build-essential をインストールしてみて。
ワァオ!!ソースをビルドするのに必要なツールが全て揃うんだ。
build-essential をインストールするにはこんな風に打つよ:
% sudo aptitude install build-essential
わかってると思うけど、行頭の '%' は端末に入力しなくてもいいからね。
コピーするのは aptitude install build-essential だけってこと。
いざビルド?
もうビルドするの? マジで?
いやいや、ちょっと待ってよ。ビルドしたいソースなんてあるわけ?
最近は git とか subversion を使ってソースを管理しているところもあるから、どれか、または複数インストールしておいた方がいいかもよ?
まずは git。git は git-core だけでいいと思うけど、こんな感じかな:
% sudo aptitude install git-core git-svn git-cvs
subversion はこう:
% sudo aptitude install subversion
mercurial はこう:
% sudo aptitude install mercurial
バージョン管理ツールをインストールしたら、好きなソフトのソースを DL して解凍しよう!
え? どんなソフトがあるか分からないって?
なら ruby とかどう?
マジビルド
好きなソフトのソースのたー玉を DL して解答したら、解凍した時にできたディレクトリに移動して端末を開こう。
カレントディレクトリをそこまで持ってくのが大変だって??
ならこれをインストールだ:
% sudo aptitude install nautilus-open-terminal
これ、マジおすすめ。ディレクトリのコンテキストメニューに「端末の中に開く」って項目が追加されるよ。
ソースが入ったディレクトリで端末を開いたら、configure ってファイルがあるかどうか確かめるんだ。
あったらこんな風に打つ:
% ./configure
…と、成功したら、Makefile ができるから、
% make
って打ってビルドするわけ。うん、眠いからおやすみ。